薬物別に身体への影響を挙げてみましょう。
1)覚醒剤…覚醒剤はアンフェタミン、デキストロアンフェタミン、メタンフェタミンの3つに分かれ、いずれも長時間中枢神経に作用があり、服用や吸引や注射によって用いられます。即座に快感を得られるのでアンフェタミンは俗名STREET SPEEDと呼ばれています。
覚醒剤を用いると、瞳孔が開き、呼吸が激しくなり、心臓がバクバクし目くるめくような高揚した気分になりますが、その作用が切れると一気に頭痛や不安感、錯乱等極度の落ち込み状態に襲われます。
さらに乱用が続くと重度の中毒者となり、妄想、狂暴化を引き起こし心身共に衰弱していきます。
2)大麻…マリファナやハシッシュ、THC等の種類があり主に吸煙して用います。
大麻は乱用すると呼吸器を痛め、白血球の数が減少するので身体の免疫力や抵抗力を落とします。また妄想や異常行動に囚われたり、思考能力を低下させるので交通違反や万引き、窃盗、破壊等社会的な犯罪を引き起こします。
3)ヘロイン…アメリカで最も薬物乱用者に好まれる麻薬で注射や鼻からの吸引で用いられます。ヘロインはモルヒネから製造され3倍も作用が強力です。
モルヒネは医療では患者の苦痛は瞬時に消してくれますが、中毒者は悪寒、痙攣、発汗が始まり、耐性が短時間で進むので数時間でさらにモルヒネを欲するようになり、最終的には呼吸停止で死に至るケースもあります。